ニキビの状態別:施術の可否判断
ニキビの状態別の施術可否一覧
| ニキビの状態 | 施術の可否 | 理由・対処 |
|---|---|---|
| 白ニキビ(コメドン) | 施術可(その部分を避けることも) | 炎症なし。レーザーで毛穴詰まりが改善される場合もある |
| 赤ニキビ(炎症丘疹) | その部分を避けて施術 | 炎症中の組織にレーザーをあてると悪化リスク |
| 黄色ニキビ(膿疱) | その部分を避けて施術 | 化膿した状態での施術は炎症拡散リスク |
| ニキビ跡(赤み・色素沈着) | 施術可 | ニキビ跡自体はレーザーの支障にならない |
| 広範囲の炎症・肌荒れ | 施術全体を延期 | 全体的な炎症は施術後の回復を妨げる |
| ケロイド化したニキビ跡 | 要相談(医師判断) | ケロイド体質の方は慎重な判断が必要 |
ニキビ部分への具体的な対応方法
「ニキビ回避照射」とは
炎症中のニキビがある場合でも、その周辺には施術を継続できます。担当のスタッフ・看護師がニキビの部分を確認し、炎症のある箇所だけを「スキップ(照射しない)」して周辺を施術します。これを「ニキビ回避照射」と呼ぶクリニックもあります。
施術をまるごとキャンセルする必要はありません。ニキビが1〜2個ある程度であれば、その箇所を避けながら施術を進めてもらいましょう。
ニキビがある時の正しい申告方法
- ●施術前に「現在ニキビがある」と必ず申告する
- ●ニキビの場所・状態(赤みがある・膿がある等)を具体的に伝える
- ●その部分を回避してもらうよう確認する
- ●次回施術までにニキビが落ち着いた場合は、前回スキップした部分を施術してもらう
- ●ニキビが多い・広範囲の場合は施術延期を相談する
脱毛がニキビに与える影響
脱毛後にニキビが増えることがある?
施術後1〜2週間で「小さな赤いブツブツ」が出ることがあります。これは「毛嚢炎(もうのうえん)」と呼ばれ、ニキビとは異なります。毛嚢炎は毛穴(毛嚢)に細菌が入り込んで起きる炎症で、施術による一時的な皮膚バリア低下が原因です。
毛嚢炎の対処:①清潔を保つ(石けんでの洗顔・シャワーを徹底)、②汗・摩擦・蒸れを避ける(施術後の運動・入浴は控えめに)、③保湿で皮膚バリアを回復する、④症状が長引く(1週間以上)・広範囲・悪化する場合はクリニックに相談(抗生物質の処方が有効)。
脱毛がニキビを改善することもある
体毛が減ることで「毛穴の詰まり・皮脂の詰まり」が改善し、ニキビが減少するというポジティブな効果も報告されています。特に背中ニキビ・胸ニキビがある方で、背中・胸の脱毛後にニキビが改善したというケースは少なくありません。
体毛がなくなることでシャワーでの洗浄効率が上がり、毛穴の詰まりが解消されやすくなるためです。
ニキビ体質の方の脱毛を成功させるコツ
ニキビ体質の方へのアドバイス
- ●施術日は肌が比較的落ち着いている時期に設定する(生理前後など肌荒れしやすい時期を避ける)
- ●施術前日からアルコール・辛い食べ物など肌荒れを誘発するものを控える
- ●施術後の保湿を徹底し皮膚バリアを早期回復させる
- ●ニキビがひどい時期はクリニックに相談して施術を延期する判断をする
- ●背中・胸ニキビには脱毛が改善効果を持つ場合があるので、これらの部位の脱毛を積極的に検討する
まとめ:ニキビがあっても多くの場合は施術継続できる
ニキビがあっても、その部分を避けながら施術を続けることができます。「ニキビがあるから施術をキャンセル」と自己判断せず、来院時に正直に状態を申告してスタッフ・医師に判断してもらいましょう。
ニキビ体質の方は施術後の保湿・清潔ケアを特に丁寧に行うことで、施術後の肌トラブルを最小化できます。